本記事では、春から軽音部に入部したいという方や、弾いてみた動画やアニメの影響でエレキベースを始めてみたいという方のために、これを買っておけば間違いない!と自信を持って紹介できる5万円以下で手に入るエレキベースを取り上げます。
はじめての1本を選ぶ際にチェックしたいポイント
もっと安いベースではダメなのか
楽器の経験がない方からすると、はじめてのベースに5万円は高すぎる、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、リサイクルショップの中古品やネット通販の初心者セット、フリマアプリ等から探せば1万円ほどで手に入ってしまうベースも存在します。
しかしながら、それらの中にはコストを抑えるためにネック周りやフレットなどの仕上げが十分でなかったり、長い間メンテナンスされていない状態であったりするものも多数あります。
メンテナンスや調整ができる家族や知り合いがいる場合や、楽器店でリペアされたものであれば中古品を買ってコストを抑えるというのも一つの手ですが、これからベースを始める初心者が弾きやすい条件がそろったモデルが手に入る、最低限のラインとして、新品5万円前後の価格帯をおすすめしています。
主なエレキベースの種類
ジャズベースタイプ(JBタイプ)

フェンダー社が1960年に発表したエレキベース。当時はプレシジョンベース(後述)の上位機種だった。名前にジャズとついているが、さまざまなジャンルの音楽に対応できる万能ベース。
フェンダー社以外が製造する類似モデルも多数存在し、商標の関係からジャズベ、JBタイプなどと呼ばれることも。
最も使用率の高いエレキベース。初心者にも最初におすすめされることが多いモデル。
プレシジョンベースタイプ(PBタイプ)

フェンダー社が1951年ごろから発売しているベース。コントラバスに比べ、フレットを設けることで正確な音程を出せるようになったため、プレシジョン(正確)ベースと名付けられた。ジャズベースと並ぶ2大ベース。
こちらも各社楽器メーカーからコピーモデルが多数発売されており、プレベ、PBタイプなどと呼ばれる。
直列接続のスプリットコイル・ピックアップにより、中低域の押し出しが強く太いサウンドが特徴。
アクティブベース

ジャズベやプレベがパッシブベースと呼ばれるのに対し、音色が調整できるプリアンプを搭載したベースをアクティブベースという。
本来アンプやエフェクターで調節する高域、中域、低域を手元で細かく調整できるため、多弦ベースで採用されることが多い。プリアンプを駆動するための9V電池を搭載している。
代表的なモデルはミュージックマン・スティングレイやスペクターなど。ジャズベやプレベをアクティブ化したものも存在する。
見た目(重要)

はじめてのベースを選ぶうえで最も重要な要素のひとつが、見た目です。
ギターやベースは比較的手軽な楽器ですが、途中でやめてしまう人が多い楽器でもあります。挫折しないために、音楽教室などに通うというのも一つの手ですが、部屋に置かれたベースを見るたび、半年後も、一年後も、かっこいい!今すぐ弾きたい!と思えることが練習のモチベーションにつながります。
この記事では5万円という限られた予算の中でおすすめしたいモデルを紹介しますが、自分が本当に弾きたいと思えるベースと出会うことが、習得への一番の近道です。
おすすめエレキベース
YAMAHA BB234
ヤマハ製ベース、BBのエントリーモデル。
伝統のBBシェイプを薄く、軽くし、軽量なペグを搭載したベース。ボディバランスが最適化され、立って演奏する際にもヘッド落ちの心配がありません。
PBピックアップに加えてJBタイプのピックアップをリアに配置したPJスタイルを採用し、幅広い音作りを可能にします。
低価格モデルには通常、コストを抑えるためポプラやバウウッドなどのボディ材が使われることが多いですが、このBB234では上位モデルと共通のアルダーボディ・ローズウッド指板を採用。粘りのある中低域と抜けのいいトーンを実現しています。
安心のYAMAHAブランドに魅力を感じる方や、どんなジャンルの音楽にも対応できるベースが欲しい方におすすめ。
Bacchus WJB-1DX RSM/M
長野県松本市に所在するディバイザーのブランド、バッカスのJBタイプモデル。
高級ギターで使用されるローステッド・メイプル材をネックに使用しているため、湿気の多い日本の気候でも反りやねじれに強いうえ、ヴィンテージ個体のような乾いたトーンが特徴。
5万円以下では類を見ないステンレスフレットを採用し、高い演奏性と耐久性を実現しています。
ヒールレスカットによりハイフレットの演奏性も良好。ソロベースのようなテクニカルなプレイにも対応できます。
基本のジャズベースタイプが欲しい方や、耐久性に優れた長く使えるベースが欲しい方におすすめ。
Ibanez SR Standardシリーズ
星野楽器のギターブランド、アイバニーズのアクティブベース。
3次元アーチド・ボディにより、演奏時の身体との一体感が高められているほか、軽量化にも寄与。
レンジが広くパワフルなサウンドを出力できるハムバッカー・ピックアップと専用設計のアクティブ・プリアンプにより幅広い音作りが可能。
メイプルとウォルナットを組み合わせた5pcsネックは高い安定性を誇り、スリム形状によって弾きやすさにも配慮されています。
立って弾きやすいベースを探している方や、アクティブタイプのベースに興味がある方におすすめです。
YAMAHA TRBX304
パッシブタイプのBB234に対し、こちらはプリアンプを搭載したアクティブタイプのYAMAHAベース、TRBX。
独自のパフォーマンスEQスイッチにより、スラップ、ピック、フラット、フィンガー、ソロの5種類のサウンドへ瞬時に切り替え可能。迷いのない音作りが可能です。
メイプル・マホガニーの5ピース・ラミネートネック構造を採用。反りやねじれに強いだけでなく、スリムネックによりフィンガリングをサポートします。
ボディと同色に塗装されたマッチング・ヘッドにより統一感のあるルックス。4色のカラーバリエーションが用意されています。
シンプルな操作性で音作りしたい方や、流行りのスラップ奏法やディストーション・サウンドと相性のいいパワフルなベースをお求めの方におすすめのモデルです。


